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2020年8月19日

旅⾏業と医療従事者がタッグを組んで実現
「希望を叶えるプロジェクト」

サポートなしでは外出が困難な⼈をハイヤーで送迎いたします!

弊社はこのほど、医療法⼈社団平成医会(以下 平成医会)と協同し「希望を叶えるプロジェクト」を実施いたしました。

同⾏者がいなければ⼀⼈で出掛けることが困難な⽅(体が不⾃由な⽅)を希望する場所へハイヤーで送迎する「希望を叶えるプロジェクト」。 第1弾は、弊社と平成医会とのコラボによって実現しました。
平成医会の関連会社リハビリ推進センター株式会社板橋区役所前診療所の作業療法⼠、看護師、理学療法⼠、ケアマネージャーなどさまざまな⽅たちのご協⼒をいただき、プロジェクトは進⾏しました。

写真前(中央)はM様。左からリハビリ担当の⽊村様、弊社ドライバー富⽥、部⻑の⾦井

写真前(中央)はM様。左からリハビリ担当の⽊村様、弊社ドライバー富⽥、部⻑の⾦井

「群⾺県にいる弟に会いたい!」

今回、弊社のハイヤーで移動を希望されたのは、M様。10年前に脳出⾎をおこし、以来後遺症として右半⾝に⿇痺が残り、サポートがなければ⼀⼈で外出をすることは困難な状況です。M様には群⾺県にお住まいの弟さんがいらっしゃるのですが今年に⼊り「末期がん」と診断されてしまい、M様は弟さんに会いたい思いが募ります。 M様の在宅リハビリを担当していた作業療法⼠の⽊村様(上の写真、左)がこの話を平成医会にされたことで話が弊社へと伝わり、プロジェクトが動きます。 M様の仲介役となった⽊村様は10年前から「リハビリ旅⾏」に取り組まれ、不⾃由な体の⽅の移動に詳しく、ハイヤーでの移動にあたっては事前に注意点などを確認し、万全な体制で当⽇に臨むことができました。
プロジェクト実施⽇の7⽉17⽇(⾦)は、朝10:15にM様の⾃宅を出発。サービスエリアで昼⾷とトイレ休憩をはさみ、午後群⾺県の弟さんのご⾃宅へと到着しました。滞在時間は弟さんの体調を鑑みておよそ1時間ほど。時間は短くても久しぶりの対⾯を果たすことができ、希望を叶えることができました。 ⾃宅を後にしてからは再びサービスエリアで休憩を取り、午後5時過ぎにはM様を⾃宅へと送り届けてプロジェクトは無事に終了しました。

お客様の不安を取り除くため、当⽇は万全なサポートで臨みました

お客様の不安を取り除くため、当⽇は万全なサポートで臨みました。

サービスエリアでのトイレ休憩をサポート

サービスエリアでのトイレ休憩をサポート

コロナ禍ということもあり、朝は始業時の健康チェックから始まり、⼿指の消毒、⾞内消毒、アルコール除菌・空間除菌、運転席と後部座席の間のパーテーションの設置、マスク着⽤などを徹底しました。M様、同⾏いただいた⽊村様にもご協⼒いただき、万全を期してウイルス感染症対策に努めました。 また、途中休憩に⽴ち寄ったサービスエリア内のトイレでも、⽊村様がM様の使⽤前にトイレの⼿すりから便座までアルコール除菌を⾏いました。

運転席と後部座席の間にパーテーションを設置しています

運転席と後部座席の間にパーテーションを設置しています

思いが⼀致してコラボが実現

ハイヤー事業部の部⻑である⾦井は「弊社では困っている⼈のために出来ることをするという代表⽥倉の理念のもと、アフリカにバスを寄贈したり、⼦ども⾷堂を応援したり、さまざまな社会貢献活動を⾏っております。少し前にも医療従事者の⽅々にハイヤーを無償で提供するプロジェクトを⾏いましたが、⼤変な中でお仕事されているにも関わらず皆様からはとても感謝され、お礼のお⾔葉までいただきました。 それが実現したのは平成医会さんとのご縁によるもので、今回のプロジェクトも平成医会さんと何度かお話を重ねる中で互いの思いが⼀致。 プロジェクトを実現することができました。ハイヤーが単なる移動ツールではなく『⼈の⼈⽣に喜びを与えることができるもの』であることを⽬の当たりにし、私⾃⾝、より⼀層誇りを持ってこの仕事に励んでいこうと思えました」

医療従事者応援プロジェクト:横浜旭中央総合病院の皆様とプロジェクト最終日に

医療従事者応援プロジェクト:横浜旭中央総合病院の皆様とプロジェクト最終日に

ハイヤー事業部

バスがたくさんのお客様を低価格で運ぶことができるのに対し、ハイヤーは少⼈数に対して上質な時間と空間を提供することを⽬的としています。 弊社は、⾼速・夜⾏バスのVIPライナーや路線バス、⽇帰りバスツアーなど、バス事業がメインではありますが、送迎サービスの⼀環としてお客様の多様なニーズに応えることができるようハイヤー(運転⼿付きプライベートカー)事業を展開しています。 このプロジェクトを実⾏することで、さらなるハイヤーの可能性を確信することができました。

弊社のハイヤードライバーは、日本語はもちろんのことビジネスレベルの英語・中国語を話すことが出来ます。
海外からのお客様が来られた際は弊社のドライバーへお任せください。(通訳、観光ガイドを手配する必要はありません)

ホスピタリティを重んじながら

旅⾏業界と医療、⼀⾒対極に位置しそうな業界ですが、サービス業というくくりでは⼀緒。どちらも「ホスピタリティ」を重んじる点でもよく似ています。 ハイヤーで旅や移動をして希望を叶えることが⽬的であるとするならば、⾏って帰ってきた時点で⼀旦弊社の使命は終わります。 けれど医療に携わる⽅、またお客様にとってはそれがゴールではなくこの後も⽣活は続いていくものです。 だからこそこのような旅や移動を通して⽣活を楽しむ⼒がついたり、アクティブな⽣活の動機付けとなれれば、弊社のプロジェクトの意味が⽣きるというもの。 弊社としてはお客様の更なる希望を⽣むきっかけとなることを祈念して今後もプロジェクトを進めていく所存です。

新型コロナウイルス感染症対策

密集を避けることが提唱され、各地でハイヤーで動くことのメリットが注⽬されています。弊社でも業界対応ガイドライ ンに準じ、感染症対策を実施しました。 当⽇の移動に備えて、運転⼿など同乗者は全員4⽉以降毎⽇検温を実施。体調管理にも配慮すると同時に、外気温上昇と マスクの着⽤による熱中症対策として、室温管理、⽔分補給にも注意を払いました。

今回のプロジェクトはあくまで一例です。
色々なリクエストにお応えできますのでお気軽にお問い合わせください。

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